入院しています
前回の投稿からまた時間が空いてしまいましたね。
ご心配の声もいただきましてありがとうございました。
タイトルの通り、現在入院中です。
本当は、上咽頭癌の治療後に自分に起きたことや経過などを先にお伝えしてから
現状をご報告すべきだとは思いますが、
前回あんな匂わせの投稿をしてしまったので(笑)、
先に今の話を綺麗にしておきたいと思います。
(治療後のことについては次で詳しく書きます!)
まず、私は2018年9月末に最後の放射線治療を終えた後も、同じ病院に継続して診察や検査で通っています。
上咽頭癌は咽頭癌のなかでも再発率が高い癌ですので、通常よりも長い期間経過を見る必要があり、丸3年半通った現在でも、少なくともあと1年は通うように、と言われています。
ですが、治療後に1年経った頃には、CT,MRIの検査は半年に1回となりました。
(実際には、色々な事情で病院にはもっとハイペースで通っていました。最初の1年は月1くらい)
そして事件は今年の2月にMRIの検査をした際に起こりました。
検査直後の診察で放射線科の先生からは「今回も問題ない」と言われていたのですが、後日、突然その先生から電話がかかってきました。
内容は「肝臓に影が見つかったから詳しく検査させてほしい」と。
その時点で、何となくすべてを察して、ある程度の覚悟は決めました。
人生終わりとまでは思いませんでしたが、また乗り越えなきゃいけないのだろうな、となんとなく思いました。
少し検査を進めてみると、再発の可能性が高そうだ、という見解が強く、主治医(上咽頭癌なので耳鼻科です)も覚悟を決めた様子で「僕が陣頭指揮とりますから」などと意気込んでおり。笑
もう少し色々検査をしてみようということに。
ここまでくると、いよいよダメだ〜と思いますよね。
またあの悪魔がやってきたんだという実感が湧いてきて、ちょっといてもたってもいられなくて、前回の記事を書きました。
書くことで、けじめをつけたかったのだと思います。
と、雲行きが怪しい感じで書いてしまいましたが、このお話には続きがあります。
さらに検査を進めてみると、「あれ…?悪性じゃない…?」という見解が出てきて、先生間で意見が分かれる形に。
というのも、癌であれば、PET-CT検査という検査で引っかかるはずであるのに、何も異常が見つからなかったのです。
最終的には、肝臓内科や肝臓外科も巻き込んで、
これは「肝細胞腺腫」と呼ばれる珍しい良性腫瘍の疑いが強いという結論になりました。
本来であれば、摘出しなくてもよいようなものらしいのですが、まだ年齢が若いので取っておいてもいいと思います、というお医者さんのアドバイスもあり、摘出することに決めました。
自分としては、こんな元々リスクの高い身体に、さらに爆弾のようなものを置いておきたくなかったので、取れるなら取ってください!!と食い気味にお願いしました。笑
というわけで、私は今、その良性(と思われる)腫瘍の摘出手術のために入院中でございます。
匂わせた結果がこれでごめんなさい(?)笑
手術はもう終わっていて、近日中には退院予定です。
摘出した腫瘍を生検して最終的な診断が出ますので、まだ完全に良性と決まったわけではないのですが。
肝臓の癌の場合は、あまり化学療法は行わず、外科手術のみとなることが多いそうです。
(肝臓は抗がん剤が効きにくいらしい)
そのため、結果がどちらになったとしても、とりあえずこれで肝臓編は終了したことになると思います。笑
幸いにも大きさも小さくて数も1個しかなく、摘出する部分もほんのわずかで済みました。
これからもお酒飲みたいし、よかった〜٩(*´◒`*)۶
今は手術を終えて数日経っています。
外科手術は初めてだから緊張してたけど、やっぱり上咽頭癌の治療と比べたらもう雲泥の差で全然余裕ですね。
(もちろん、初めてのこともあって驚きなどは沢山ありましたが)
外科手術なので、やっぱり術後にどこかしら痛い期間はあるけど、1日2日待てば終わる。
上咽頭癌は日に日に辛さが増していって、2ヶ月の放射線治療を終えるときが1番辛い、しかもその辛さがしばらく続く…
思い出したくもないですね。笑
今回、看護師さんや先生にも痛みに強いんだね〜!などと結構言われましたが、
あれ乗り切ってるからね…と心の中で答えてました。笑
ご心配をおかけしてしまいましたが、
そんな感じで一時期は絶望に陥った時もありましたが、
今日の時点では良性と信じてメンタル復活しております!
今はお腹の傷が少し響くくらいで、歩くこともできるようになりました。
あとは退院を待つのみです!
上咽頭癌のことはまた書きまーす!(さっさと書け)
ではまた!