上咽頭癌な女子大生

2018年7月 22歳を目前にして上咽頭癌(T2N2M0 ステージⅢ)を宣告された女子大生(当時)の闘病記。現在はOLに進化。

宣告されて気付いた自覚症状

咽頭癌と宣告されるまで

 

こんにちは!

 

今回から、私が「上咽頭癌」と宣告されるまでを書き記していこうと思います。

正直なところ、上咽頭癌を示唆されるまで、

自分のなかでは別の病気を疑っていたり、特に大きな問題はないだろうと

希望的観測も含めて思っていたので

覚えていないところも多々ありますが、できる限り思い出して書いてみます。

 

 

 

今になって思う、自覚症状らしきもの

8月になると、私が所属しているキャンプサークルでは

1週間にわたる「サマーキャンプ」が開催されます。

 

私は3年生で、そのサマーキャンプをもって引退となります。

 

行きであったか、帰りであったかあまり覚えていないのですが

車での移動をしていると、気圧の影響で耳か詰まりました。

高いところに行くと、よくなるアレです。

 

私は手を使わずとも耳抜きができたので、いつも通り耳抜きをすると…

 

あれ?抜けない?

 

普段ならできるはずの耳抜きで空気は抜けませんでした。

 

それからというもの、耳にぴったりと栓がされたように

自分の声が返ってくるようになりました。

(聴力を保ちながら、耳を永遠に塞がれてる感じ)

その時は両耳でしたが、左の方がひどかったように思います。

(私の癌の原発、及び頸部リンパ節の張れは左側です)

 

キャンプから戻ってきてすぐに近所の耳鼻科を受診しました。

 

が、そこで何と診断されたか覚えていない…(笑)

「中耳炎」とか、明確な病名は言われず、

水が溜まってるね、と言われて薬を処方されたような気がします…

(私はサマーキャンプ中に湖で溺れ、死ぬ思いをしたのです…)

 

この時には、聴力検査、耳の中の圧?を計る検査を行い、

診察時に耳の中を見てもらい、鼻から空気を通して終了でした。

鼻を内視鏡で見たりはしませんでした。

 

結局、薬のお陰か耳閉感は改善され、しばらく放置することになります。

左は完全に治っているわけではなかったのに。

 

今になって思うと、これが自覚症状だったのか、

癌を引き起こしてしまうような(EBウイルスに対する免疫を低下させてしまうような)

出来事であったのか、わかりかねるのですが、どちらにしろ

継続して耳鼻科に通えばよかった…鼻の中もきちんと見てもらえばよかった…

と、非常に後悔しています。

 

身体で少しでも「あれ?」と思う部分があれば、

本当に病院に行くべきだと思います。行って損はないので。

 

これは2017年8月のお話。

 

次に自覚症状が出るのは、なんと2018年6月

10ヶ月も先なのです…。

 

次は確実に「上咽頭癌」と関連がある自覚症状についてお話しします。